隙間時間の英語独学にお勧めのYouTube動画-32
Saturday, 23rd January 2021
今週のおすすめ動画5選
- Brazilian Cheese Bread (Pão de Queijo) Recipe with Chef Erin Szopiak
甥っ子のお別れ会でブラジル料理を食べに行きました。最初に出されたPão de Queijoが美味しかったので。
- Staying Healthy Read-Aloud: Let's Eat!
出来立てホヤホヤ(?)の、カラフルな読み聞かせ動画を見つけました。
- Food That Burns Fat ! List Of Foods And Fruits That Burn Fat
どうしても外出や運動がままならず、重くなってしまいがちですね…。
- London's most popular resident; Larry the Cat laps up the spotlight at 10 Downing Street | 7NEWS
President Bidenが、犬と一緒に猫も飼っていたとは、知りませんでした。
- German Shepherd suddenly realizes he is at the vet
獣医さんはペット達の永遠の悪夢のようです。
先週のおさらい
- Courtney Roulston’s Miso Eggplant with Sesame Ginger Soba Noodles
茄子の味噌田楽でしょうか?前回に引き続き、一人当たり5ドル以下のレシピだそうです。
茄子を半分に切り、平な面に切り目を入れてオリーブ油を掛け、塩をふって、フライパンで焼き目をつけます。焼き目のある方を上にして、オーブンで15分ローストします。
田楽味噌を作ります。味噌大さじ2、みりん1/3カップ、ごま油小さじ1、メープルシロップ大さじ1を、なめらかになるまでよく混ぜ、15分加熱した茄子に掛けて、さらに5分加熱します。
沸騰したお湯に180gのソバを入れ、3~4分茹でます。ソバ用のドレッシングは、大さじ1のタヒーニペースト*1 に大さじ2のアップルサイダーと小さじ2のメープルシロップ、小さじ1のごま油、小さじ1杯分のおろしショウガを加えて、よく和えます。
火から下ろして水洗いしたソバを皿に盛り、千切りにしたズッキーニ(2本分)、薄切りのラディッシュ(4個分)を添えて、ドレッシングを回し掛け、ヒマワリの種(小さじ2)、西洋アサツキ*2(1/4束)、ゴマ(小さじ1)でトッピングします。茄子にもゴマを掛けて。
1) “Tahini”は練りゴマのようですね。
2) “Chive”は日本では『西洋アサツキ』とか『エゾネギ』などと呼ばれているのでしょうか?
- Getting Ready for Hibernation!
冬眠についてですね。
例えば、ウッドチャック*1というアメリカやカナダに生息する動物は、ほとんどの時間を、地面に掘った巣穴(burrow)で過ごしています。この時期(11月上旬)になると、冬眠の準備をします。冬眠とは、春が来るまで起きない、とても深い眠りのことです。冬眠は、動物達が寒い冬を乗り切る手段の一つです。冬になると、木の葉は枯れ落ち、木の実もなくなり(リスは木の実を保存しますが)、虫や(鳥)達は食べ物を求めて別の場所に移動してしまいます。そうすると、それらを食べる動物達は、数ヵ月もの間、食べる物がなくなってしまうのです。そこで、冬眠することが必要になるのです。
途中で起きて食べ物を補充できないので、十分な準備が必要です。冬眠する前に、できるだけ沢山食べ物を食べて、皮下脂肪を付けておきます。冬眠中は、心臓や肺の機能を低下させて、エネルギー消費量を抑えますが、春になる頃には、これらのエネルギーも消費されてしまいます。ウッドチャックの他に、コウモリ、シマリス*2、ハリネズミ等の動物達も冬眠します。コウモリはみんなで寄り沿って、互いの体温を保ちながら冬眠します。
長い冬の間冬眠するのは、どんなだと思いますか?他に冬眠する動物を知っていますか?メールかコメントで知らせて下さい、とのことです。
1) ウッドチャック (=groundhog)
Wild Groundhog Won’t Let Woman Go Home without Her:
米国とカナダでは、Groundhog Dayなるものもあるようですね。毎年2月2日だそうです。
2) レッスン中の説明と重複しますが、”chipmunk”はシマリス、”squirrel”が縞模様のないリスですね。日本では、特に縞模様のあるなしで区別することなく、両方ともリスと呼んでしまっていますが。
リスもシマリスも同じげっ歯目リス科に属していますが、生息地や模様、体の特徴にはやはりかなりの相違点がありますね。詳しく知りたいと思ったら、コチラをどうぞ。↓
How Exactly is a Chipmunk Different from a Squirrel?
- What did we do before toothpaste?
昔はどのような歯磨き粉を使っていたと思いますか?どうして毎日歯磨き粉を使うのか、考えたことはありますか?
紀元前5000年の古代エジプトでは、牛の蹄を焼いて灰にしたもの、卵の殻の灰、軽石の粉や貝殻の灰を使っていました。粉状で保存しておき、使う時に少量の水で混ぜるのですが、大変研磨力が強く、歯や歯茎にも負担が掛かっていました。
何千年もの間、歯磨き粉の材料にはあまり変わりがなく、ギリシアやローマではさらに研磨力の強い、(動物の)骨やカキの殻の砕いたものを加えていました。臭いを気にしたローマでは、木炭や木の皮を粉状にしたものを加えていました。
中国では魚の骨を使っていて、朝鮮人参やミント、塩などで味を調えたりと、色々な試みがされていましたが、歯茎には刺激と痛みがありました。
ペルシアではシカの角、カタツムリの殻、ジプサム*という石こうを焼いた灰で、歯茎への刺激を抑えていましたが、それも富裕層に限られていて、貧しい庶民は、様々な種類の木の枝を使うしかありませんでした。
18世紀になると、英国では医師や歯医者、薬剤師などがレンガや陶器のかけらを砕いたもの、焦がしたパンの粉、イカの骨などをベーキングソーダに加えた、粉状の歯磨き粉を奨励していました。
19世紀の初めには、歯磨き粉がペースト状になります。グリセリンを加えてペーストにし、歯が磨きやすくなります。1824年にはDr. Peabodyが初めて、粉状にしたトーストに石鹸成分を加え、1850年にはJohn Harrisさんがチョークを加えます。そして1873年には大量生産が始まります。瓶入りで販売され、初めて香りの良いものになりました。
1892年にはDr. Washington Sheffieldが歯磨き粉をチューブ入りにします。ペンキ塗装師がチューブ入り塗料を使用していると息子から聞き、ヒントを得たのでした。主原料は、まだチョーク、石鹸、塩とミントのままでした。
1980年代になって初めて、ドイツでフッ素が加えられます。1950年代に入って、フッ素が米国ADA (=American Dental Association) の認証を得ると、1964年にP&G社が(フッ素入りの)”Crest歯磨き粉”の発売に乗り出します。
糖分や蛋白質の摂取量が増大した今、歯磨き粉の使用は欠かせません。歯磨きをしないで済むような世界を想像できますか?そうできるには、(野生)動物の様な食生活を送らなくてはならないでしょう。
“Gypsum” とは、チョークやセメント、化学肥料の原料になる鉱物のようです。
- Toilet Germs and Your Toothbrush
実験に必要なのは、便器の設置されているバスルームと歯ブラシです。
歯ブラシがどのような恐ろしい物を強いられているのか、紫外線光を使って、科学的に証明しましょう。
便器の中の水の動きが分かるように、紫外色素を便器に入れ、バスルームをディスコ風にします。(勿論、冗談ですが。)
トイレを流すたびに、便器が水滴を空気中に放出するという説がありますが、それはどの程度なのでしょうか。便器から距離を測って、1フィート(約30㎝)ずつ、6フィート(約1.83m)まで印を付け、歯ブラシを6フィートのところに置きました。
次は、トイレ流し担当者が必要です。(ここで完全防備をした担当者が入室しますね。)秒読みをして、トイレを流し、スローモーションで見てみると、水しぶきは、便器から2フィート以上も飛んでいます。6フィート離れた歯ブラシのところには、肉眼で見る限り届いていません。では、肉眼では見えないような、極めて微小な水滴はどうでしょう?
では、ドライアイスを使って見てみましょう。これに紫外線光と高速カメラを組み合わせることによって、(微小な)水滴の動きを確実にとらえることができます。トイレを流し、ドライアイスを移動させながら観測すると、微小な水滴が、ゆっくりと確実にバスルーム中に拡散していく様子が確認できます。そして1時間49分後に、便器から6フィート離れた歯ブラシに、便器から空気中に浮遊したバクテリアが付着していることが確認されました。実験成功です。
次に歯ブラシを使う時、あなたはこのような(汚れた)歯ブラシを所有しているのだということを、(あらためて)考えてみてはいかがでしょうか?
コメディー仕立てでジョークがちりばめられた、興味深い動画でしたね。余談ですが、我が家では10年以上前から、トイレを流す時に便器の蓋を閉めることは勿論、トイレを使っていない時も、常に蓋は閉じたままにするというルールを守っています。それでも、バクテリアの付着を完全に防ぐことはできないように思いますが、何もしないよりは良いかな、と思っています。
- Baby Magpie Falls in Love with His Rescuer's Cat
道端で見つけたカササギのヒナを連れ帰って、”Swoop”と名付け育てたところ、飼い主さんの”Mowgli”という猫と大の仲良しになりましたね。字幕付きなので、詳細は割愛しますが、ご質問等ありましたら、ラインでご連絡くださいませ。
ではまた来週。