次の本をお探しの方にお勧めの英語本5選B-07

Sunday, 31st January 2021 

次の本をお探しの方にお勧めの英語本5

『何冊か英語の本を読みました!』という方にお勧めの英語の本5選です。(勿論、『一冊読み終えました!』という方でも大丈夫です。)

 

繰り返しになりますが、読書する際のポイントをまとめますね。

  1. 辞書はできる限り使わないで、想像力をフルに働かせる。
  2. どうしても気になった単語には付箋をつけておく。
  3. 細かいことは気にせず、どんどん読み進める。できる限り戻って読み直さない。
  4. 登場人物とその行動など、内容を大雑把にメモしながら、内容理解に努める。
  5. 読み終えて、どうしても気になった単語だけをチェックする。(20語以下。)

動画でも同じですが、分からなかったところよりも、分かったところを喜びとして下さいね。

  

  1. Did castles have bathrooms? : and other questions about the Middle Ages / Ann Kerns ; illustrations by Colin W. Thompson.

お城にはトイレはあったのか?などなど、素朴な疑問に答えてくれる一冊です。あまりなじみのない単語も出てきますが、読み進めるうちに分かってくるものも多いですよ。

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  1. The Bad Dog's Diary: A Year in the Life of Blake / Martin Howard 

書いたものを消した跡があったり、楽しい挿絵も多く、ユーモアあふれる一冊です。日記形式の本はどこから読んでも良いですし、特にストーリーを追う必要がなく、メモも取らなくても良いし、短く区切って読めるし…と良いことづくめです。映画化されている“Diary of a Wimpy Kid”は、残念ながら成人英語クラスでは不評でしたが、こちらでも小・中学生が通学中に読んでいるところを、今でもよく見掛けますよ。

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  1. The Eye of the Viking God by Terry Deary

最初のページ、2行目から過去完了形が出てきてしまいますが、特に気に留めなくても、内容を追って読み進められる一冊です。物語とは言え、『えぇっ!?そんな偶然があるの?』というドラマチックなエンディングですよ。

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  1. Becky’s Terrible Term by Holly Webb

“My Naughty Little Puppy”の著者Holly Webbさんの別シリーズです。若干長めで、語彙も高学年向けですが、辞書なしでも十分に楽しめます。Beckyは三つ子の女の子で、大の動物好き。新学期を控えて、緊張気味です…。

 

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  1. King Lear / retold by Andrew Matthews ; illustrated by Tony Ross

あまりにも有名なシェークスピアの『リア王』ですが、原書はやはり大変読みづらいですね。現代英語訳されたこのシリーズは、とても読みやすいです。現代社会にも当てはまるテーマですね。

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次回予告

初めての方→次をお探しの方、と進んだところで、次回(半年後)のお勧めは、語彙もより豊富で長めのものに進みます。動画でも読書でも同じですが、単なるインプットなので、レベルや理解度はあまり気にされなくても大丈夫です。読み終えることができなかったり、楽しめなかったりした場合は、無理されない方が良いです。ポイントは、ある程度内容が理解できて、楽しめたかどうかです。楽しめる本に出会えてしまえば、どんどん読めるようになりますよ。好みのジャンルなどありましたら、リクエスト下さいませ。

 

来月から、順に毎月一冊づつ解説します。(こちらは月末で、曜日は不特定です。)

 

ではまた来月。