隙間時間の英語雑学T-51

Thursday, 26th August 2021 

 

今週の英語雑学 – “How to Make Reading a Habit?

 

慣用表現が拾えたり、英文法理解に役立つものを…ということから始めた雑学シリーズですが、先週に引き続き、『習慣に関連するトピックで』ということでしたので、しばらくの間、このテーマの動画を中心に続けてみますね。

 

繰り返しになりますが、翻訳のための英文解釈ではありませんので、ご了承下さい。英語をできる限りそのまま理解する手掛かりとして、動画や本を取り上げています。見たり読んだりした内容を、自分なりに応用できることがターゲットです。試験勉強ではありませんので、理解できない箇所、不要と思われる個所は、思い切って切り捨ててしまっても良いですし、いつか使える時のために、心の引き出しにしまっておいても良いですよ。

 

How to Make Reading a Habit?

www.youtube.com

 

今回は『読書の習慣を身に付ける方法』です。

 

解説    

 

空き時間に沢山の本を読みたいと思う人は多いのに、継続できない人がいるのはなぜでしょう?読書が習慣化できれば、良いことが沢山あります。(投稿者さんは、以前出している動画に、読書の利点とともに、読書の重要性を説明しているそうです。)この動画では、読書好きになるための方法やヒントをご紹介します。

 

1.読書する時間を決める

毎日の生活の中で、本を読むための時間を確保しましょう。テレビやその他、読書の妨げとなるようなものを除外します。初級者には、一日40分からがお勧めです。この程度の時間は、集中しやすいので、読書する習慣が付けやすくなります。

 

2.目標を設定する

読書に限らず、何事も、始める前に目標を決めることが必要です。また、読者にとって、読書が必要な理由も明確にしなければなりません。投稿者さんは、読書によって頭脳を明晰に保ち、2週間に一冊読むことが目標だそう。目標を設定すれば、沢山本を読むという、動機になります。年間20冊読むことを目標にしている人もいますが、読書が習慣化出来ていれば、達成は可能です。楽しく読書できるようにする努力も大切です。

 

3.読みたい本のリストを作る

目標を設定したら、次には読書習慣達成の後押となる具体策が必要です。図書館の職員さんや友達のアドヴァイスを参考にして、読んでみたい本のリストを作りましょう。リストを作ることで準備が整うだけでなく、良いリストは、後になって、別の本を選ぶ時にの参考になります。また、忠実にリストの本を読んでいけば、読まなくても良いような本を、漫然と読んでしまうこともありません。

 

4.読書クラブに入る

読書クラブに入れば、メンバー同士で励まし合うので、読書をする動機が高められます。読んだ本について話し合う場もあり、そこで得られるものは大きいです。クラブに入れば、読書に集中出来るばかりでなく、読書習慣も身に付きます。

 

5.読書のための投資

心地良い椅子やソファー、テーブルなど、読書を楽しめるような環境を整える物に、投資することは大切です。電子化が進んだ今日、携帯などで読書する機会も多いです。適切な照明とインターネットの接続を確保しましょう。

 

 

補足です。動画にはありませんでしたが、いくつかお勧めがあります。

 

1.読書をする時間を決める代わりに、場所を決めたり、他のアクションに連動させる方法もお勧めです。通勤時間中に読む、昼休み中に読む、待ち合わせに早めに出掛けて行って、お茶しながら読んだりなど、いろいろ工夫してみて下さいね。

2.読みたい本のリストを作ったら、読み終えた後に、その本の感想を手短に書いておくと、達成感がありますよ。自分は読んだ日付も入れています。

3.本は友達から借りるか、図書館で借りて読みましょう。どんなに忙しくても、期限があると、意外と読めてしまいます。自分だけかも知れませんが、よほど読みたい本でない限り、買って本棚に置いてしまうと、そのままになってしまったりします。

4.読書クラブに入っていなくても、友人や知人、同僚達に読んだ本について話したりすると、読書の輪が広がりますよ。途中で挫折しそうになった時も、誰かに相談すると救われることもあります。

 

 

あとがき

『読書クラブ』とは、耳の痛い言葉です。コロナウイルスのために、外出自粛だったり、集会の人数が定められているとは言え、もうかれこれ1年以上も読書会の活動できていなくて、大変申し訳ございません。Zoomで再開することも考えましたが、あまり押しつけがましいのもどうか…等々、悩み続けて今日に至ります。ご意見、ご希望がありましたら、是非お知らせください。

 

また、ご存知かと思いますが、GEOS外語学院シンガポール校は、昨年12月末で閉校してしまいましたの。この先、新たな卒業生さんはありませんので、今後の予定も未定の状態です。皆様のお知恵を拝借できれば…と思います。

 

次回予告

イディオムに戻るまで、まだしばらくこのトピックが続きます。

 

ではまた来週。