隙間時間の英語雑学T-55

Thursday, 23rd September 2021   

 

今週の英語雑学 – “How to Improve Your English Writing Skills

 

『英語で書く力を向上させるには?』です。多分、現代日本語では『英語ライティングスキルの伸ばし方』の方が、しっくりくるのでしょうね。日本を離れて30年近くになりますが、たまに日本に行った時に聞こえてくる日本語は、カタカナばかりで日本語には思えません…。

 

How to Improve Your English Writing Skills

www.youtube.com

 

解説    

インドのPariさんと言う方からの『どうしたら英語で書く力を向上させることができますか?』という質問に答える形式で、動画が始まっていますね。

 

以前、スピーキングスキルについてお話しした時と同様、ライティングについても、英語そのものを上達させることが重要です。なぜならば、英語を上達させるためにすることのすべてが、それぞれの異なるスキルの上達に役立つからです。

 

ライティングに限って言えば、沢山書くことが必要になります。それはライティングのスキルに多大な変化をもたらしますが、ただ単になんでも書けば良いと言うものではありません。自分に関連性のある、興味の持てることを書くのです。焦らなくても良いので、時間を掛けて書きましょう。

 

スピーキングとライティングの大きな違いは、前者が話をしている相手の言ったことに対して、間髪を入れずに返さなければならないのに対し、後者は自分の時間でできることです。文法や単語、フレーズについて、じっくり確認しましょう。また、書いた物への、フィードバックを求めることもお勧めします。フィードバックがあれば、ライティングスキルはより向上し、過ちも少なくなります。

 

その他の方法としては、書いてある物を書写することです。書くという行動が、ライティングスキルを向上させるということは、実証済みです。

 

この動画のノートを見て、この最新の方法について読んでみて下さい。一般論ですが、沢山書いて、フィードバックをもらうことで、ライティングスキルは向上します。

 

注)投稿者の方は、外国人の視聴者さんを対象に、大変ゆっくり、はっきり発音して下さっています。実際の会話で、これほど聞き取りやすく話してくださる方は、まずいらっしゃらないと思います。まるでリスニング教材を聞いているような不自然さが否めませんが、リスニング学習の第一歩としては、最適なスピーキングです。ご参考までに、他にも多くの動画を投稿されていらっしゃるようです。

 

あとがき

高校時代、現代国語の先生からの宿題で、朝日新聞天声人語を、毎日書写するというものがありました。実家では朝日新聞は取っていなかったため、たしか週に一度程度しかしなかったと思います。当時は訳も分からず、ただやみくもに書き写すだけでしたが、今になってみると、大変良い学習法だったと思います。勿論、ただ単に書き写すだけではなく、新しい単語やその意味を覚えたり、色々な表現を学び取ることのできる、良い機会となります。外国語学習の場合は、自分がその対象言語の環境にいないことがほとんどですから、そのようなインプットの機会がなおさら必要です。お勧めは、好みの童話やTIMEやNational Geographyなどの雑誌(興味に応じて)を、少しづつで良いので、出来る限り頻繁にやってみることです。料理本の書き写しをして、毎回1レシピつづ、送ってくて下さっていた生徒さんもいらっしゃいました。あまり多くのコメントはできないかも知れませんが、そのような良い習慣は、ぜひ続けて頂きたいです。再開ご希望の方は、すぐに始めましょう!ラインでもメールでもOKです。

 

次回予告

少々短めでしたが、数ある動画のなかで、書写を勧めて下さっているのが、この方でしたので、取り上げました。

 

次回も書くシリーズの動画の予定ですが、その他のリクエストがありましたら、いつでも変更できますので、お知らせ下さいませ。

 

ではまた来週。