隙間時間の英語雑学T-57
Thursday, 7th October 2021
今週の英語雑学 – “Students Write Novels in 30 Days”
『学生達が30日で小説を書く』という動画ですね。
Students Write Novels in 30 Days
解説
Lee Middle SchoolのJody Waters先生
Pre-APの学生達が、今年“NaNoWriMo“に参加します。“NaNoWriMo“とは、“National Novel Writing Month“の略で、National Writing Foundationが主催する国際的なプログラムです。11月に開催されているこのプログラムは生徒主体で、生徒自身が何について書きたいのか、どのくらいの長さで書きたいのかなどを決めます。クラスとしては、文字数にして20,000語くらいの長さで書くことを目標にしていますが、それもあくまで目安で、48,000語書いた生徒もいます。クラス全体の単語の総計は、2,000,000語でした。
8年生のAriel Borregoちゃん
私は42,000語書き上げました。クラスメイトから何単語書いたか聞かれて答えると、いつも『そんなに沢山書いたの?』と驚かれるので、もっと書かなくちゃ、という気持ちになるんです。みんなで密かに競争していました。
先生
Amazonに所属する企業に依頼して、生徒達の書いた物を、実際に出版したので、ISBNの付いた自分達の本を、生徒達は実際にAmazonで見ることができます。自分達は、普通の本と同様に装丁され、図書館にも置いてある本の著者なのだという事は、大変刺激的なことです。
8年生のLogan Letoくん
なんと言っても、自分の本を、手に取って見られるということが、一番嬉しいです。自分の本を探して、見つけられた時の気持ちは最高です。たった一ヶ月でそれを書き上げたんですよ!
先生
20時間のレッスン時間内で、20,000語の目標を達成できたら、アーティストに依頼して表紙をデザインしてもらうのです。現地のアーテイストのみならず、インドやオーストラリアなど、世界中のアーティスト達と共同作業が出来るんですよ。その共同作業や、アーティストが本の内容をどのように表紙に反映させるかを見ることができるのは、大変喜ばしいことです。
8年生のHannah Gomezちゃん
私の本はJohn Etheridgeというアーティストにお願いしました。表紙について、沢山の助言をしてくれました。沢山のメールをもらって、ちょっとストレスに感じましたが、概要やドラフトなども送ってもらえて、納得のいく仕上がりになりました。
先生
書き方の基本だけでなく、創造力を活かし、問題対処を後回しにしないという姿勢など、多くのことを学んでくれたことを願います。自制心を持つことも学び、自分自身について見つめることもできたのでは、と思います。
8年生のFrancis Mejiaちゃん
物事を後回しにしないようにする(普段はついついそうしてしまうんですが)、自分について表現する、ということを学びました。人にインスピレーションを与えるようなアイディアを見つけることは、大変難しいものですが、一ヶ月の間に、それも含めて学ぶことができました。
あとがき
“NaNoWriMo“に興味のある方は、是非こちらをご覧になって下さい。子供達の才能を伸ばしたり、夢をかなえることができそうですね!
NaNoWriMo
次回予告
次回も『書く』シリーズの動画の予定です。変更可能ですので、リクエストがありましたら、お知らせ下さいませ。
ではまた来週。