隙間時間の英語雑学T-58
Thursday, 14th October 2021
今週の英語雑学 – “Ten-Year-Old Boy Has Second Book Published”
『10歳の男の子が、2冊目の本を出版』という動画ですね。
Ten year old boy has second book published
解説
Joe Prendergast君の小説へのアプローチは、画期的です。インスピレーションを得たい時、トランポリンをするのです。
『新鮮な空気が良いみたいで、色々なアイディアが湧いてくるんです。』
このアプローチが功を奏して、Joe君は2冊目の電子図書を出版しました。Joe君執筆の2冊は、2人の魔術師の物語です。
『読んでいる時もそうですが、(書いていると)無我夢中になります。英語という言語が好きなんです。』
成功を収めているJoe君ですが、売り上げから*Clinical Cancer Research Trustに寄付をしています。お父さんが昨年、肺がんで亡くなっているのです。
『(父親のJeffは)きっとJoeの事を大変誇りに思い、大喜びしただろうと思います。ただ本が書ける、と言うだけでなく、仕事として真剣に取り組んで、書き続けているのですから(=繰り返し書いている)。』とJoe君のお母さん。
『本を書き始める前から、ずっとお父さんのために何かしたいと考えていたので、CCRTから契約の話があった時は、とても嬉しかったです。』
Joe君は現在、3冊目の執筆を計画しています。才能ある10歳のJoe君にとって、可能性は無限大です。
メモ
* Clinical Cancer Research Trust
がん研究センターのような企業ですね。活動について知りたい方、寄付をされたい方はこちらをどうぞ。
また、お役立ち表現としては、動画を締めくくるリポーターの最後の文章にある、“The sky is the limit.“でしょうか。直訳の『空が限界』ということは、意訳すれば、『無限』ということになりますよね?
もうひとつ、冒頭の部分で次のような表現がありましたね。
“His approach to writing novels is novel.“
ここで、最初の“novel“は普段から馴染みのある名詞で、二つ目の“novel“は、形容詞であることが予想できますね。このような場合は、前後関係から意味を予測することは困難です。イントロなので、意味を知ることはその後に続く内容にも関わっています。そのような時は思い切って、辞書を引くことをお勧めします。好みのオンライン英英辞書で調べてみましょう。最初に出てくるのは名詞ですので、スクロールダウンして、形容詞を探しましょう。英和辞書を引かなくても、大丈夫ですよ。
次回予告
次回も『書く』シリーズの動画の予定ですが、変更可能です。リクエストお待ちしております。
ではまた来週。