隙間時間の英語雑学T-64

Thursday, 25th November 2021  

 

今週の英語雑学 – “Top 9 Micro Habits That Will Completely Change Your Life In 2020

 

引き続きやる気が出るシリーズです。

Top 9 Micro Habits That Will Completely Change Your Life In 2020

www.youtube.com

 

『上位9つの小さな習慣化が、2020年にあなたをガラリと変える』というような感じになりますね。各項目の内容を、分かりやすくまとめてあります。一文づつの和訳ではありませんので、ご了承下さい。

 

要約    

一年間であなたをガラリと変える、9つの小さな習慣の動画です。

 

小さなことでも、大きな成果につながります。

 

目標を達成するには、それなりのシステムが必要です。物事を習慣化して、成果が出るまで、それを継続することが大切です。

 

2019年に出版された本の中で、最も人気があったのはJames Clear氏の”Atomic Habits”でした。それは、いかに悪い習慣を断ち、良い習慣を身につけるかを示す、実用的な指南書です。

 

著書には、日常的なちょっとした習慣が、なぜ大成功につながるのかが述べられています。もしもまだ読んでいない方は、是非読んでみて下さい。そして、ただ単に読むのではなく、そこで学び得たことを、全て実行して下さい。まずはこの動画で、生活の質を上げる9つの小さな習慣をご紹介します。

 

  1. 返信や反応を遅らせること

スピード重視の今日この頃ですが、だからと言って、全ての事に即座に応答する必要はありません。『後ほどお知らせします』などのフレーズを使って、一旦考える時間を作り、きちんと考えてから返答しましょう。これにより、返信してしまった後で後悔したり、時間の無駄遣いをすることはありません。

 

  1. やりたくないことがあっても、やってみる

やりたくないと思っている小さな課題を取り上げ、毎日少しづつやってみましょう。洗い物をするとか、ジョギングするとか、夕ご飯を取り寄せる代わりに作るなど、どんな小さの事でも良いです。何日かすれば、やりたくないと思っていたことは、実際大したことではなく、ただ自分が後回しにしたかっただけだと気付きます。一旦実行してしまうと、やる気になるものです。小さな課題を、何日かやり続けることが出来たら、大きな課題にへと進みましょう。

 

  1. ソーシャルメディアを使わない日を作る

携帯電話はもはや、手の延長のようなものになっています。特に何の目的もなく、気が付くと30分もソーシャルメディアを使っている…などという事が多々あります。自分などは、特にFBに何も載せていないのですが、インスタグラムに200人ものフォロワーがいて、不要な広告やメールが、ひっきりなしに来ます。一方、FBは、様々なイヴェントなども見つけられて、大変便利ですし、インスタグラムは、物を書く時のアイディアの元になります。ソーシャルメディアを金輪際使わないように、などというつもりはありません。アプリそのものを削除してしまうようなことはせず、使い過ぎに気を付ければ良いのです。日曜日はソーシャルメディアを使わないと決め、4週間続けてみたところ、画面を見る時間が大幅に減少できました。それができたので、アプリを使う時間を1時間に制限しました。同じ悩みを抱えている方は、小さなことから始めてみると良いでしょう。実践してみると、一日くらいWi-Fiに接続しなかったり、ソーシャルメディアを使わなくても、別段困ることはないことに気付くでしょう。その気付きによって、その先、意図的に画面を見る時間を制限できるようになります。

 

  1. 翌日の準備を前の晩に済ませる

男性陣は理解に苦しみますが、女性であれば、前もって翌日着る洋服を選び、必要な物は全てカバンに入れておきましょう。やるべきことのリストアップをして、カレンダーで会議などの予定を確認をしておきます。翌日慌てずに済むよう、出来る限りのことを前の日に準備しておきましょう。これにより、当日、効率的に進められます。

 

  1. 意識して食事をとる

仕事をしながら、本を読みながら、映画を見ながら食事をすると、余分に食べてしまいがちです。食事を楽しんでいないばかりか、食事をしながらの作業は、実際、それ程効率的ではありません。エクセル文書の内容を考えながら、野菜の味が感じられますか?食事をするのに必要な時間は、せいぜい10分から15分です。忙しい時には、たった10分の休憩さえ、できないのでしょうか?ついつい携帯電話に手を伸ばしてしまったりしがちですが、次に食事をする時は、他ごとをしないで食事をしましょう。

 

  1. タイマーを使って作業する

ポモドーロ・テクニックは、『生産性を高める聖書』だとも言われています。実際に絶大な効果があるため、それほど有名になったでしょう。個人的にもこれは、この動画で述べている数々の小さな習慣の中でも、最も立ったものです。常に仕事をしながら、各地を飛び回るのは、容易なことではありません(楽しい事でもありませんし…)。締め切りを守るために、綿密なスケジュールを立てて、厳守しなくてはなりません。そこで、ポモドーロ・テクニックを、自分なりにアレンジしました。1時間書き物をして、10分休憩し、また1時間書く、という具合です。jこれにより、毎月、数々の街を訪れながら、期限内に納品することができました。

 

  1. 携帯電話を、離して置いておく

ベッドのすぐ横に携帯電話が置いてあると、目覚ましを止めてから、うっかり二度寝してしまいます。目を覚ますのは簡単でも、起き上がるのは厄介なものです。携帯電話を、自分から遠いところに置いておくと、目覚ましを止めるのに、ベッドから起き上がって何歩か歩かなければなりません。そうこうしている内に、『喉が渇いた』とか、『あぁ、今日も沢山やることがある…』と気が付くものです。

 

  1. 買い物の前に待ち時間を設定する

過去数年間、買い物をする時に、2つのルールを使っています。ルールNo.1は、何かを見掛けて買いたくなっても、ずっと前から欲しくて、本当に必要な物でなければ、その場ですぐには買わないという事です。とりあえず、2~3日待ってみて、それでも欲しいと思えば買いますが、忘れてしまうようであれば、衝動買いを逃れるられたという事になります。ルールNo.2は、バーゲン・セールについてです。 だれもがバーゲンは好きですよね?ですが、ついつい、不要なものまで買ってしまうので、注意が必要です。お得な買い物をするのは嬉しいものですが、家に帰ってみると、往々にして、それは衝動買いだったと気付くのです。バーゲン中の衝動買いを防ぎたければ、買う直前に、『この品物は、通常価格を払ってでも買いたい物なのか?』と自分に問い、そうだと思えた時だけ買うという事です。

 

  1. 思ったことは全て書き留める

『覚えていられるから、大丈夫』などと思うのは間違いです。人は一日に思いつくことのうち、半分以上も忘れてしまうものです。どんなに小さなことでも、思いついたことは、全て書き留める習慣をつけましょう。

 

 

最後のまとめです。

人は何故、目標が達成できないかと言えば、日常的な小さなことから始めようとしないで、何か大きなことを極端に変えようとするからです。そのためのシンプルなルールは、以下のたった2つです。

 

  1. 悪習慣を捨て去ること

止めたいと願っている悪習慣を、全てリストアップします。まるで戦争のごとく、一度に全てを退治しようとはしないで、先ずはたった一つを選び、それを止めることに専念します。焦らずゆっくり進みましょう。煙草を吸う本数を一本減らす、余分な買い物を1つ減らす、これで終わりにしようと思った後、つい食べ過ぎてしまうものを1つ減らす、等々。1つ悪習慣が止められたら、次の1つに取り掛かります。

 

  1. 良い習慣を身につけること

良い習慣を身につける方法も、悪習慣を止める方法と同じです。一日2リットルの水を、いきなり飲もうとはせず、先ずはグラス2杯から始め、徐々に増やしていきましょう。おかずに野菜を一品足しましょう。ランニングマシンで、1分だけ長く走りましょう。毎晩の読書で、1ページだけ余分に読みましょう。やろうと思っていても、なかなかできないことを、1つだけ選んで、れに掛ける時間を、少しづつそ長くしていきましょう。それが習慣化できて初めて、次の習慣作りに取り組みましょう。James Clear氏が”Atomic Habits”で述べているように、人はゴールのレベルに合わせて向上するのではなく、欠落したシステムのレベルに落ちてしまうのです。ゴールに到達できるよう、きちんとしたシステムを構築しましょう。

 

あとがき

個人的には、2番目の『やりたくないことがあってもやってみる』が、効果的でした。たった一日で、後回しにする悪い癖が治りました。(断言するには、ちょっと早すぎるかも知れませんが…。)そんなに時間が掛からないことだから、後でやろうと思っていると、そんなことが山積みになってしまって、嫌な気持ちになっていました。時間が掛からない事だからこそ、サッサと済ませてしまう方が、気持ちが良いですね。只今、悪習慣リストを作成中です。

 

次回予告

引き続き、やる気になれるような、インスピレーション関連の動画を取り上げます。ご意見、ご希望、アドヴァイスを頂けると助かります。本当にこの方向性で良いのか、疑問なので…。

 

ではまた来週。