今回のお勧めの英語本5選B-19

Monday, 31^st January 2022 

今回のお勧め英語本5選

新旧ごちゃまぜで、難易度もバラバラですが、今回お勧めの英語の本5選です。英語の本に初めて挑戦したい方は、この中から選択するとすれば、”The King of the Cats”です。これ以外でしたら、こちらをご参照下さいませ。↓

初めての方にお勧めの英語本5選B-01

https://mamatange.hatenablog.com/entry/2020/07/30/102429

卒業生さんには繰り返しになりますが、読書する際のポイントをまとめますね。

1. 辞書はできる限り使わないで、想像力をフルに働かせる。
2. 細かいことは気にせず、どんどん読み進める。できる限り戻って読み直さない。
3. 登場人物の特徴や人間関係など、内容を大雑把にメモしながら、内容理解に努める。

動画でも同じですが、分からなかったところは気にせず、分かったことを喜びとして下さいね。たとえ10センテンス中１つしか理解できなかったとしても、『あ！ここで〇×さんが殺されちゃった！』など（物騒な例で、すみません）、ざっくり全体の内容がつかめればOKです。英語を理解しようとするのではなく、英語をツールとして、本を楽しむ感覚で読み進めて下さいね。

1. Deltora Quest “The Lake of Tears” by Emily Ronda

甥っ子が夢中になって、シリーズ`を全て読破したと聞き、一冊手に取ってみて、納得しました。冒険もの？推理もの？若い読者向けですが、大人でも十分楽しめます。難易度はあまり高くないと思いますが、130ページくらいあります。（短かめの本を、沢山読むことから始めるのがお勧めです。）表紙がちょっぴり怖そうですが、ホラーではありませんので、ご安心下さい。

2. The Woman in the Window by A.J. Finn

本屋さんで『最近面白い本が見つからなくて。何かお勧めありませんか？』と尋ねたら、カウンターの若い女性が、個人的に面白いと思った本を何冊かシェアして下さいました。手に取ってパラパラ見たところ、ストーリーもユニークで、チャプターが短かかったので、今回のお勧めに選びました。まとまった時間が取れない方、忙しい方にもお薦めです。

3. The King of the Cats - "Salem's tails" by Mark Dubowski

猫好きでも、そうでなくても楽しめる、お薦めの1冊です。楽しくて、短くて、易しいと、三拍子揃っています。初めて英語の本を読む方にも、ピッタリです。このシリーズは2人の著者によって書かれていますが、Mark Dubowskiさんが書いている方は、Salemがとってもカッコいいんです。

4. Call for the Dead by John Le Carre

著者が2020年の12月に亡くなったことを、新聞で知り、初めて読み始めました。『こんなに素晴らしい本を、何故今まで知らなかったのか⁉』という、もったいないような気持ちと、この先またしばらく楽しめるというワクワク感の入り混じった、複雑な心境になりました。久しぶりに感動的なミステリー小説に出会えて、幸福度急上昇です。

5. Tomorrow Will Be a Good Day (Captain Sir Tom Moore) by Michael Joseph

大変残念なことに、昨年2月、コロナウイルスによる肺炎で亡くなられましたが、100歳の誕生日に、医療従事者に向けて行った募金活動は、全世界から支援されていましたね。（自分と誕生日が同じとは、つい最近まで知りませんでした…。）Captain Sir Thomas Moore氏から、元気を頂きましょう。

次回予告

自分で選ぶと、どうしてもミステリー小説中心になってしまうので、ご希望のジャンル、作家、お薦めの本などがありましたら、シェアして頂けると助かります。へそ曲がりなのか何なのか、巷でうわさになっている本を読んで、『いいな』と思ったことがななく、お勧め本を選ぶのが頭痛の種です。ホラー以外でしたら、なんでもOKですので、通常通り、ラインでお知らせ下さいませ。(id:makylee ウインク猫)

来月末から、順に毎月一冊づつ解説致します。曜日は不特定ですが、悪しからずご了承下さいませ。

ではまた来月。