隙間時間の英語雑学T-56

Thursday, 30th September 2021   

 

今週の英語雑学 – “My Secret Book Writing Formula

 

『本を書くための秘密の公式』といったところでしょうか…。

 

My Secret Book Writing Formula | Brian Tracy

www.youtube.com

 

解説    

 

“The more you teach positive idea to others, the better you learn them yourself.”という引用で、動画が始まっていますね。建設的な発想を人に教えれば教えただけ、自分がそれ(建設的な発想)をよりよく学ぶ、ということですね。

 

ビジネス拡大だったり、信頼を得るためだったり、あるいは単純に楽しみのためだけだったりするかも知れませんが、本を書いてみたいと思ったことはありませんか?ほとんどの人が、何らかの形で本を書きたいと思ったことがあるようです。本を出版したいと思った人は、あなただけではありません。ライターをしているJoseph Epstein氏によれば、米国人の81%が、自分には書くことがある、本が書くべきだ思っているそうです。Brain Tracy氏は80冊以上もの本を出版しており、誰もが本を書くべきだと信じています。

 

一番の難関は、どうやって書き始めたら良いかです。初めて本を書く場合は、とにもかくにも、まず書き始めるという事が非常に重要です。実に多くの作家の卵達が、書き始める前に、全ての内容を決め、全ての章の概要を考え、質疑応答にも備えるという作業をしなくては...と考えて、泥沼に落ち込んでしまっているのです。

 

古代中国の哲学者老子は、1,000マイルの旅は、最初の一歩から始まると言っています。これは本を書く時にも当てはまります。最善の方法は、まず書き始めてしまうことです。まず、一番最初の文章を書き、次に最初のパラグラフを書き上げます。そして、最初のページへと進みます。いずれにしても、後で書き直したりするものですから、完璧でなくても良いのです。

 

最初のページさえ書いてしまえば、さらにもっと書き進めることができます。それが本を実際に書き始めた、ということになるのです。概要は、書き始めてから考えることができます。どのように書き始めたのであれ、良い本を書くために重要なのは、 一歩一歩書き進めるということです。概要をひとつひとつつなぎ合わせ、一ページづつ書き進めれば、完成できるのです。

 

概要が決まっていれば、(そうすることを勧めますが)初心者の方には、テンプレートが必要かも知れません。そのようなテンプレートの入手は容易で、書くための骨組みも入っています。

 

どうやって一年に何冊も本が毎年書けるのか、という問いに対するBrian Tracy氏の答えは、驚いたことに、同じ方法なのです。次に早く書き上げるための、ヒントを上げます。

 

1. 書いている本と同じのジャンルの本を読むこと

自分の書いているジャンルで、成功した著者の本を読むことによって、書くスキルの上達ができるのです。読むことに没頭すると、知らず知らずのうちに、スタイルを真似るようになります。

 

2. 無我夢中で書き、慎重に編集すること

新しいページや章を書き始める時は、流れに任せて書き続けることが重要です。どれほど良くかけているかとか、間違いなどは気にせず、とにかく書くのです。その章またはページを書き終えるまで、無心に書き続けるのです。後になってから、書いた物を注意深く書き直します。不要な内容は省き、表現を磨き上げ、間違いを正します。最初は、その作業に集中することが最も大切ですが、本を書くためのクラスやプラグラムに参加することも、考慮に入れると良いでしょう。質の良いコースで学ぶことほど、書くスキルを延ばしてくれるものはありません。幸運なことに、Brian Tracy自身の物も含め、そのようなコースは少なくありません。

 

3. 本のタイトルを決めるのにじっくり時間を掛けること

タイトルを見る人は全体の80%ですが、実際に本を読む人は、たったの20%なのです。つまり、時間を惜しまず、感情に訴えかけるような、インパクトのあるタイトルを付けるべきなのです。

 

この手順に従えば、あなたもベストセラー作家のリストへの道を、進み始めることが出来ます。

 

本を書いてみたいと思ったことはありませんか?何故書かないのですか?コメントをお待ちしています。未来を変えたければ、行動に移しましょう。今すぐ、やりましょう。

  

次回予告

次回も書くシリーズの動画の予定です。その他のリクエストがありましたら、お知らせ下さいませ。

 

ではまた来週。