隙間時間の英語独学にお勧めのYouTube動画-44
Saturday, 24th April 2021
今週のおすすめ動画5選
- Curtis Stone's Prawn Curry
久し振りに登場のCurtis Stoneさん、かなり恰幅が良くなってます…。
- If You Give A Moose a Muffin
読み聞かせ動画ですが、道徳の教材のような内容ですね。
- "Mending Wall" Robert Frost poet himself recites "Good fences make good neighbors"
今週の木曜日のトピックに関連した動画。”Mend fences”の別の表現です。
- Music To Your Ears
こちらも今週の木曜日のトピックに関連した動画です。
- Baby Beaver Cuteness
ビーバーがそんなにモコモコしているとは、知りませんでした!特にお役立ち表現などはありませんので、リラックス&お楽しみ用に。
先週のおさらい
- Selecting the Right Cooking Oil
どのタイプのオイルを何に使ったらよいのか、ご案内します。
まず、煙点*1が中温程度のものから(画面向かって右側)。煙点とは、熱されたオイルが煙とともにフリーラジカル*2を放出する温度のこと。こちら側(向かって左)は、煙点が高く、高温での調理に適したものです。
簡単なソテーには、こちら側(向かって右)のオイルを使います。ソテーは、それほど高温にはならないため、オリーヴ油(エクストラバージン)なども使えます。大さじ1~2のオリーヴ油をフライパンに熱し、オイルが踊り出すようにフライパンの表面を動き始めたら、それが煙点なので、火を弱めて調理を開始します。ズッキーニ、パプリカ*3とコーンをソテーしてましょう。(火が通るまえに、最初から塩コショウするのも、なんだか不思議な感じがしますが、この動画はオイルの話なので、あまり気にしないことにします…。)右側のグループのオリーヴ油、アヴォカド油などは精製されていないオイルですが、左側のサフラワー油は、精製油の中でも最も煙点が高いので、肉の表面に焼き目をつける時などに使います。別のフライパンを高温で熱し、サフラワーオイルを入れ、ブクブクし始めたら、ポークチョップを入れて焼き目を付けます。ジュージューという音が聞こえますね。高温調理なので、良い色にカリっと焼けています。もうスーパーで、どのオイルが何に適しているかを選べますね。オイルは、熱源から離れた、湿度の低い冷暗所で保存しましょう。酸敗してしまうので、ガス台の横での保存は避け、密閉できるガラス容器、できれば(光を遮断できる)色付きのものに移し替え、棚の中に保存しましょう。
1* smoke point : 煙点としました。日本語で聞いたことがないのですが、熱し始めたら煙の出始める温度のことです。
2* free radical : 実際にどのように訳されているかは分からないのですが、遊離基とフリーラジカルという単語が使われているのを見つけました。活性酸素にしてしまうと、イコールの関係が成り立たないかも知れないので。
3* bell pepper: ここではパプリカとしましたが、英語ではパプリカは全く別物です。宿題でレシピを提出して頂いた方には重複する内容となりますが、英語では基本的に何色でも、どんな味でもピーマンです。加工して粉状になっているものがパプリカです。
Paprika vs Pepper - What's the difference?
- The Tooth Book by Dr. Seuss - Books for Kids Read Aloud!
文法ポイント
ご存知の方も多いと思いますが、”or”についてです。
ページ数が出ていないので分かりづらいですね…。2分くらいのハマグリのページを見て下さい。カタツムリの次のページ、海の中のシーンです。
ハマグリが
“I cannot eat hotdogs or ham.” 『ホットドッグもハムも食べられない』
と言っていますね。
当地でも、とても多く見掛けるのですが、否定形を使って『~も~もない』とか『~でも~でも~ない』と言いたい場合の接続詞は、上記の文章にある通り”and”ではなく”or”です。
“We don’t use pork and lard.”
↑提供している食べ物に、豚肉やラードを使用していないことを示す看板のほとんどに、”and”が使われています。逆に”or”となっているものは、滅多に見掛けません。(厳密に言うと、それだけで回教徒の方々が安心して食べられるという訳ではないのですが…。)状況を考慮しないで、文法通りに訳すと『私共は豚肉は使用していませんが、ラードは使用しています』となってしまいます。
尚、”clam”はいつもとても困るのですが、いろいろと読んでみても、英語ではアサリとハマグリの区別はしていないようです。日本人の私達でも、魚介類の卸や調理を職業にしている方でなければ、普通は区別するのは難しいのではないでしょうか。日本国内に限らず、広義に使われているのがハマグリのようなので、ここではハマグリとしました。何卒ご了承くださいませ。
- The Story of Coronavirus (full version), English
新型コロナウイルスは、小さすぎて肉眼では見えませんが、人から人へ、街から街へ、国から国へと、世界中の隅々まで広まってしまいます。誰でも感染し、伝染させ、病気になってしまいます。息をしたり、話をしたり、咳やくしゃみをしたりすると、何百万ものウイルスの入った飛沫が空気中に飛散し、近くにある物の上に落ちます。(空気中の)ウイルスを知らないうちに吸い込んだり、飛沫が目や鼻や口に着いたり、物を触った手で目や鼻や口を触ったりして、ウイルスが私達の体に入り込んで、感染させるのです。ほとんどの人は、コロナウイルスで重篤な状態には陥りませんが、(キャリアとなって)多くの人に感染させてしまいます。数週間もすれば、近隣地区全体に感染します。たとえ症状を発生しても、ほとんどの人は、自然治癒しますが、老齢者や病状がある場合は重症となり、亡くなってしまうこともあります。コロナウイルスは人から人に感染するので、感染を防ぐためには、人混みや閉め切った室内を避け、人との距離を保って、マスクを着用しましょう。手で顔を触らないこと。咳やくしゃみをする時は、肘の内側で(口や鼻を覆って)飛沫を止め、石鹸を使って頻繁に手洗いをしましょう。多くの人が頻繁に触れる表面は、消毒液でこまめに消毒しましょう。
気を付けてはいましたが、ある日母が発熱してしまいました。乾いた咳が続き、痛みと疲労があったため、看護婦に連絡すると、コロナウイルスに感染しているようだと言われました。母は完全に治るまで、自宅待機しなくてはなりませんでした。家族への感染を防ぐため、母は家でもマスクを着用し、離れたところで休むようにして、家族全員が14日間の自宅待機となりました。その間、友人が食べ物や生活必需品を届けてくれました。ルールに従って、顔を触らないようにして、ハイタッチエリアを消毒し、こまめに手洗いをし、お互いの距離を置くとともに、窓を開けて換気を良くして、母の近くに行く時にはマスクを着用しました。しばらくして母は回復し、家族間での感染もなく、無事に14日間の自宅待機を終えました。私達が家で取った行動(=ルールに従うこと)により、コロナウイルスの感染を防ぐことができたのです。みなさんもこの行動を取れば、自身の安全のみならず、地域も安全に保つことができます。
- Tributes paid to Queen's 'strength', Prince Philip
エリザベス女王から、”my strength and stay”と言われていたフィリップ王配が、バッキンガム宮殿で(4月9日の)金曜日、99歳で亡くなりました。
君主制の近代化に努め、幾度にもわたり、英国王室の危機回避に貢献したことで知られるエディンバラ公爵は、英国史上で最長の69年間にも渡り、エリザベス女王を支えてきました。一般市民が花を捧げ始める頃、バッキンガム宮殿とロンドン内の政府機関では、国旗が半分の高さに下げられ、弔意が示されました。
『我々は本日、女王陛下と共に(殿下に)哀悼の意を表すとともに、女王陛下と御家族の皆様にお悔やみ申し上げます。英国国家として、(生前の)フィリップ殿下の並外れたご活躍に、感謝の意を示します。』と、ボリス・ジョンソン首相は述べています。米国大統領を含む、その他多くの各国の首脳達も、追悼の意を示しました。
毅然とした態度で多くの国民から尊敬を得ていた殿下ですが、時にその率直な物言いは批判の対象となりました。そのため、イヴェントがあれば、歯に衣着せぬ発言を求めようと、新聞記者達の間では大変な人気でした。殿下は今年になって間もなく、感染症の治療と心臓手術のため、4週間入院しましたが、3月上旬にウィンザー城に戻り、100歳の誕生日の2ヶ月前に亡くなりました。
- When You Spend the Night at Grandma's House
『お祖母ちゃん、エアコンもっと効かせてくれる…?』と言いかける孫の言葉を遮って、『風邪をひいてほしくないから、布団を余分に用意しておいたけど、もっと要るのならば言って頂戴ね』で始まりますね。孫可愛さに、なんでもやり過ぎてしまうお祖母ちゃん、可愛いとも言えますが、当事者達は大変そうですね…。
ではまた来週。