隙間時間の英語雑学T-03

Thursday, 17th September 2020   

今週の英語雑学 – “Cut”

先週の記事も、やはり長過すぎるようなので、サクッと読めるように、もっと短かくまとめます。今回は料理関連の動画で聞くことの多い『切る』です。切り方によっていろいろと単語が違いますよね。

解説

髪の毛を切ったり、園芸で植物を切ったり、刃物でうっかり切って怪我をしてしまったり…。いろんな場合で使われますが、今回は料理関連にスポットを当てます。

 

  1. “cut”

ご存知の通り、日本語の『切る』と同様、特に大きさや形を特定しないで『切る』という時に、最も一般的に使われます。動画にもありますが、『6通りの切り方』と先に言っておいてから、それぞれの切り方の説明をしていますね。

6 Best Ways to Cut Tomatoes: Cut, Slice, Core, Dice & More | Food 101 | Well Done

 

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  1. “carve”

別の場面ではまた別の意味になりますが、料理の時は『切り分ける』感じですね。

How to Carve a Chicken

 

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  1. “dice”

日本語では『さいの目切り』でしょうか?この動画には”dice”の他、”chiffonade”, “julienne”, “mince”, “oblique cut (roll cut)”なども出てきます。順に『細切り(よく覚えていないのですが…シソの葉などを切る時の切り方です)』、『千切り』、『みじん切り』、『乱切り』でしょうか。

 

Basic Knife Skills

 

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  1. “chop”

日本語では『ぶつ切り』のような感じです。こちらも、あまり大きさや形にこだわっていない場合に使いますね。動画では『細かく』という条件を付けていますが。一番近いのは『粗みじん切り』でしょうか?

How to Finely Chop an Onion - Gordon Ramsay

 

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  1. “fillet”

『三枚おろしする』という単語です。レッスン中によくご質問があり、ご説明していますので、ご存知の方は飛ばして下さい。当地では基本的に、肉も魚も骨付きで調理しますので、お店の方々はまず、『三枚おろし』という切り方を知りません。単語の意味さえ通じないことが多いですし、たとえ知っている方がいたとしても、技術的な問題があるので、後でピンセットなどを使って小骨を取り除かなくてはなりません。日本人が器用すぎるのかも知れませんね…。

How to Fillet a Salmon into 10 Equal Pieces | Gordon Ramsay

 

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  1. “slice”

スライスは、すっかり日本語になっていますよね。

How to Slice a Loaf of Bread - Jamie Oliver's Home Cooking Skills

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クイズ

下記の文章を穴埋めしてみて下さい。異なる単語が入ります。(答えは来週の木曜日。)

I have to      the onion,      the bread and      the chicken.

あとがき

できる限り短くまとめたつもりです。読むのに疲れないと良いのですが…。

ではまた来週。