3冊目の本をお探しの方にお勧めの英語本5選B-13

Friday, 30th July 2021 

3冊目をお探しの方にお勧めの英語本5

『とりあえず2冊、英語の本を読み終えました!』という方にお勧めの英語本5選です。勿論、『既に何冊か読んでいます』という方にもお勧めです。今回は長い物(厚めの本)が多いので、既に話の内容をご存知なものがあれば、それから読んで頂くことをお勧めします。読んだことのない本の場合は、『本当に分かっているのか』とか、『知らない単語ばかりだ』などと思わず、とにかくスピードに任せて、戻らずに一気に読み切ることをお勧めします。物凄く大まかな内容が取れれば、もう安心です!たとえ順を追ったストーリーにならなかった場合でも、その本の内容について、3つくらい言えるようでしたら、『読めた!』ということになりますよ。『なんとか一冊読み終えたけど、心もとないから、もう一度読もう』などとは思わないで、どんどん色々な本を読み進めて下さいね!

 

繰り返しになりますが、外国語の本を読む時のポイントです。

  1. 辞書はできる限り使わないで、想像力をフルに働かせる。それでも分からない場合は、思い切って無視する。
  2. どうしても無視できない単語、これが分からない事には、話の内容さえつかめない、と思った場合には、とりあえず付箋をつけておく。
  3. 細かいことは気にせず、出来るだけ早くどんどん読み進める。戻って読み直さない。何日も掛けて読むよりも、一気に数時間(厚い本だと、数日掛かってしまうかも知れませんが…)で読めれば尚良いです。
  4. 登場人物とその行動など、内容を大雑把にメモしておく。これをしておけば、後で戻って読み返さなくても済みます。(ハウツーものの場合は各チャプター、あるいは気に入ったチャプターのポイントをメモする。)
  5. 読み終えて、どうしても気になった単語だけをチェックする。(20語以下。)すぐにチェックしなくても我慢できる場合は、次の本でまた同じ単語にチェックがついてから調べる。調べたくなければ、何度も何度も同じ単語にチェックが重なるまで放置してOKです。その頃までには、文脈から意味が取れている場合が多いですよ。

 

動画を見る場合にも言えることですが、分からなかったところを気にするよりも、分かったところを喜びとして下さいね。10センテンス聞いて、2~3個単語が拾えて、なんとなく1センテンスの意味が想像できた時の、小学生の子供たちの喜ぶ様子は、見ていて嬉しくなります。それこそが、伸びる秘訣です。童心に帰って喜びましょう!

 

お勧めの英語本5

 

  1. Charlie and the Chocolate Factory by Roald Dahl

映画化もされていますね。映画を見た後で読むと、なんと言っていたのかが確認ができますね。読んでから映画を見ると、さらに理解度が上がります。読む、見る、どちらからでも、何度繰り返しても良いですよ。

 

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  1. Harry Potter and the Philosopher’s Stone by J.K. Rowling

こちらも映画化されていますね。毎日ハリポタのDVDを見ながら、趣味の折り紙を楽しんでいらっしゃったJさんは、イギリス英語を聞くとすぐに分かる程、耳が音に慣れていらっしゃったようです。何度も聞き込む、良い習慣です。しかも、何かをやりながらリラックスして聞くことは、とても良いですよ。ごくまれに、気になったところを聞き込むようにすると、さらに良いです。

 

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  1. Put on by Cunning by Ruth Rendell

個人的なことで恐縮ですが、この本で、Ruth Rendellの虜になりました。絶版になってしまった一冊を除いて全て読みましたが、読めば読むほどに好きになりました。2015年に亡くなられた時は、本当にショックでした。当日の新聞記事は、今でも保存しています。アメリカ物とは全く異なる、文学の香りすら感じられるミステリー小説をお求めの方に、お勧めです。

 

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  1. And then there were none by Agatha Christie

何故お勧めがかの有名な”Murder on the Orient Express”ではないのか?答えは、読み易いからです。多くの元生徒さん達からのフィードバックで、実証済みです。それぞれの『殺され方』を追ってゆくのが最大のターゲットであり、その他の細かなことはオマケなので、細かいことは気にせず読めますよね!他の本と比べ、圧倒的な完読成功率を誇っています。少々古めかしい表現があったりもしますが、それはそれで楽しめますよ。

 

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  1. How to Get from Where You Are to Where You Want to Be by Jack Canfield

物語やミステリー小説が続きましたが、こちらはハウツーもの、自己開発系です。チャプターに分かれているので、読みやすいかと思います。どこから始めても、どこで止めてもOKですし、チャプターの小タイトルから、好きな物だけを選んで読むのも良いかも知れません。

 

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あとがき

本の版数によって、表紙が違っている場合もありますが、手元にある本と同じもので統一させて頂きました。皆さまからのフィードバックが反映できるため、古い本が続きましたが、次回からは、新しいものも取り入れる予定です。図書館で引っ張りだこだったりすると、先送りになってしまうかと思いますが、何卒ご了承下さいませ。また、リクエストがありましたら、是非お知らせ下さいね!

 

次回予告

では来月から毎月、順に一冊づつ解説致します。(月末で、曜日は不特定です。)

 

ではまた来月。