隙間時間の英語雑学T-50

Thursday, 19th August 2021   

 

今週の英語雑学 – “How to Make Physical Activity a Habit

慣用表現が拾えたり、英文法理解に役立つものを…ということでしたので、4月上旬の雑学でご紹介した動画を取り上げますね。英語を離れた日常生活においては、内容的にも役立つのでは、と思いますし、英語はさておき、内容を理解したい!と思って見る方が、ストレスが少なくてすみますよ。

 

長年お付き合い頂いている卒業生の皆さまはご存知かと思いますが、翻訳のための英文解釈ではありません。英語をできる限りそのまま理解する手掛かりとして、動画を何度か見た後で読み流して下さい。英語と日本語は、1対1対応ではありませんし、理解に必要であれば補ったり、理解の妨げとなりそうな部分は、切り捨てることもあります。何卒ご了承下さいませ。

 

How to Make Physical Activity a Habit

www.youtube.com

 

『習慣を身に付ける方法』ですね。敢えて”physical”を付けたという事は、一昔前に流行った『ポジティブシンキング』などのような心理的、精神的なものではなく、実際に体を使って行うことであると言う理由からでしょう。

 

解説    

朝起きてシャワーを浴び、朝食を取って歯を磨き、昼食を詰めたら、やっと出勤です。このように、ほぼ無意識に行っていること -  A地点からB地点までを、どうやって移動しているのか - を、今までに考えたことがありますか?これは無意識レベルの行動と呼ばれていて、日常生活の中で(考える必要もないほど)習慣化された行動のことです。

 

調査によれば、私たちが毎日やっていることの43%が、無意識レベルの行動です。習慣となっているため、その行動ををするために、ほとんどなんの努力も要しませんし、却って、やらないでいる方が気押しつきません。

 

色々なことを、日常の習慣の一部にできたら、どうでしょうか?一旦、毎日の習慣に組み込んでしまえば、労力も準備も、『やらなければ!』という気負いも、少なくて済み、その分のエネルギーを、他のことに費やすことができるようになりますね。

 

朗報です - それは可能なのです!その方法は次の通りです。新しい習慣を形成するには、ほとんどの習慣が“self-sustaining positive feedback loop”(維持するために、自己肯定的な感想を取得する回路)と呼ばれるものをがあるということを、知っておくと役立ちます。人はあることをやり遂げて、その効果を認識すると良い気分になり、再びそれをやってみようとする確率が高くなります。時間を取って、自分がやり遂げたことを評価し、その効果についてよく考えてみることが、“self-sustaining positive feedback loop”の形成に役立ちます。

 

次に、現実的に考え、気長に待つこと。習慣化には、思っているよりも時間が掛かるものです。個人によっても、習慣化への過程は異なります。習慣を定着させるには、時間と労力、目的意識と忍耐強さが必要なのです。

 

最後に、時間と場所を有効活用すること。ある研究によると、1つの行動に焦点を当てて、同じ時間に同じ場所で、同じ動作の流れの中で繰り返すことにより、習慣を長続きさせる土台が築きやすくなるそうです。習慣を作り、身に付ける事が、健康で活動的な生活習慣を築くための作戦となります。

 

習慣化したという実感が、すぐに得られない場合でも、忍耐強く継続しましょう。あなたの一日に合った、新たな習慣を構築してみて下さい。

 

あとがき

一字一句聞き取れなくても、上記の内容がほぼ理解できれば、細かいことは気にしなくても大丈夫です。どうしても気になる方、ブロックごとのつながりが分かり辛い方は、別途ご連絡下さいませ。また、読みいやすいように、出来る限り短くまとめてありますが、詳細な説明があった方が良い、などのフィードバックを頂ければ、反映させて頂きますので、宜しくお願い致します。

 

次回予告

一旦イディオムに戻る予定ですが、いつでも変更可能ですので、お気軽にご連絡下さいませ。2日くらい前までにお知らせ頂けると、助かります。

 

ではまた来週。